こんにちは。和工房 包結Web担当の城下です。
先日閉会した、阪神百貨店 梅田本店7階美術画廊にて開催された「~“華り”京の雅~暮らしを彩る京の工芸作家展」。
たくさんの方に足をお運びいただき、ありがとうございました。
私web担当も展覧会を拝見してきました。
節句飾りや正月飾りなどを展示、販売させていただきました。
そろそろ年末、お正月に向けて購入された方も多かったようです。
京都を中心に活躍されている工芸作家さんとご一緒した展覧会。
木彫・陶芸・金工・漆芸といろいろな作品を拝見することができ、見応えがありました!
ご一緒いただきました作家さん達やお世話になった阪神百貨店美術画廊スタップの皆さま、ありがとうございました。
さて、展覧会の10月の京都教室「縁起ものをむすぶ水引の会」のテーマは「災難厄除」の作品をご紹介します。
破魔矢・鈴などを結びました。
魔除けの破魔矢をくわえた獅子頭。
読んで字のごとく「魔を破る矢」の破魔矢は、縁起物や神具としてお寺や神社で授与される事が多く、災難厄除のモチーフとして有名です。
獅子頭は厄を食べてくれるとされています。
黒い獅子頭は一層強そうですね。
破魔矢とセットになる、破魔弓。
破魔矢を破魔弓で射る事で、かけられた呪術を破ることができます。
矢でありながら先が尖っていないのは、人や物などを貫くのが目的ではなく、邪気などを破って浄化するための物だからなんだそう。
五行説で火・水・木・金・土を表す五色の鈴。
こちらも災難厄除の意味があります。
初めての方でも結びやすく、時間内に完成できますよ。
こちらも災難厄除のご利益があるとされる、黄鮒(きぶな)。
栃木県宇都宮市に伝わる郷土玩具で、「昔、天然痘が流行った時に、黄色いフナが市中心部の田川で釣れ、病人がその身を食べたところ治癒した」という伝説があります。
今年、コロナウイルスの感染拡大を受けて一躍有名になったアマビエのように、こちらも黄鮒も最近注目を集めているそう。
鮮やかなカラーリングやまんまるの目がかわいらしいですね。
水引で結んだ災難厄除グッズで、コロナ退散!
誰もが安心して過ごせる日が、早く来ますように。
和工房 包結の水引の会 京都教室「縁起ものをむすぶ水引の会」
12月のテーマは「福寿増長」
羽子板・鏡餅を結びます。
現在、教室はコロナウイルス感染対策として、定員を減らし席の間隔を開けて開催しています。
教室の様子を360度カメラで撮影してきましたのでご覧ください。
水引の会 京都教室 – Spherical Image – RICOH THETA
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また、2021年の教室のテーマも発表されました!
京都教室は「世界の装飾文様をむすぶ水引の会」です。
東京教室は「世界の行事をむすぶ水引の会」です。
旅に出るのが難しい今、水引を結んで世界旅行してみましょう!
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