こんにちは。和工房 包結Web担当の城下です。
明けましておめでとうございます。
昨年、10周年を迎えた和工房 包結。
10年間の感謝の気持ちをこめて開催した和工房 包結10周年展「感謝」には、大変たくさんの方々に足をお運びいただきました。
これからまたさらに10年、気持ちを新たに走っていきますので、よろしくお願いいたします。
2018年、和工房 包結の教室はさらにパワーアップ。
これまで通り、初めての方も気軽に参加いただけるワークショップ形式の「水引の会」に加え、本格的な水引折形の古典や礼法をマンツーマンで学ぶことができる「和工房 包結 水引折方コース」、和工房 包結認定講師の資格を取得できる「水引折方コース 講師育成コース」を新設いたします。
近日中にホームページにて詳細をご案内いたしますので、お楽しみに。
また、「水引の会」東京教室も、ご要望にお答えしまして月2回の開講へと増えました。
オンラインショップでは、現代の生活に寄り添う和の室礼や装いを提案するとともにハレの日を彩るブライダルアイテムを充実させていきます。
今年も1年、皆さまと水引の世界を楽しめますように。
それでは、2017年12月の「きもの文様をむすぶ水引の会」最後の会、「松竹梅、鶴亀、正月飾り」のご紹介です。
いろいろな「めでたもの」モチーフが登場しましたよ。
まずは鶴のミニリース。
ぱきっとした紅白がモダンな印象です。
こちらは松喰い鶴と亀。更におめでたい雰囲気が増しますね。
松をくわえて天から舞い込んでくる鶴は、和工房 包結では昔からとても人気のあるモチーフです。
ご祝儀袋に仕上げた方もいましたよ。
松竹梅のリース。
古典的な松竹梅のモチーフも、ミニサイズのリースならこんなにかわいらしい印象に。
松竹梅のモチーフは、「花熨斗、束ね熨斗、熨斗蝶」の会で登場した「屠蘇飾り」としても。
尻尾がまっすぐ長い亀さん。
こちらはその名の通り「亀結び」という結び方で結ばれています。
実は同じ亀結びでも雌雄があり、こちらは雄。
水引折方にはこういった雌雄で対になっていたり、結びや色で陰陽をあらわしていたりといったいわれがたくさん残っています。
縁起物の代表といっても良い亀さん、いろいろな種類がありますね。
こちらはとても小さな亀さんです。かわいい!
和工房 包結の定番商品として人気のある、祝い鶴の箸置。
こちらは、2コマ必要なのでちょっとベテランさん向き。
りんとした立ち姿が美しい鶴の置き飾りです。
こちらは、何だかお分かりになるでしょうか?
「根引き松(ねびきのまつ)」という京都の門松を水引であらわしました。
根っこがついたままなのは、地に足をつけて生活できるようにとの願いがこめられているから。
松竹梅をあしらった豪華な門松もお正月らしくて良いですが、個人的にはこの潔いシンプルさがとても好きです。
お正月に向けて、和工房 包結の定番モチーフ盛り沢山!の会になりました。
古くから日本の着物や帯を彩ってきた四季の変化や吉祥をあらわす文様を結ぶ「きもの文様をむすぶ水引の会」これにて終了となりました。
一年間ありがとうございました。
そして、京都教室 水引の会 2018年のテーマは、「にほんのならわしをむすぶ水引の会」。
四季の移り変わりを楽しみながら日本に伝わる歳時や年中行事を水引で結びましょう。
京都教室の会場は、先日和工房 包結10周年展でもお世話になった「芸艸堂」さんになります。
地下鉄東西線「京都市役所駅前」より徒歩5分。
周辺にはお茶の一保堂さんや洋菓子の村上開新堂さんなど魅力的なお店がたくさんありますよ。
お席は残りごくわずかとなっております。ご興味をお持ちの方はお早めにご予約ください。
「にほんのならわしをむすぶ水引の会」詳細・ご予約はこちらから。