こんにちは。和工房 包結Web担当の城下です。
今日8月16日、京都では「五山の送り火」が行われます。
これが終わると夏もひと段落。
とはいえ、毎年この後も長くしつこい残暑が続くのですが、それでもなんとなく夏の終わりを感じる大事な節目なのです。
さて、
京都教室「きもの文様をむすぶ水引の会」
7月のテーマは「玩具尽し(女の子)」モチーフは「糸車、手まり、独楽、雪うさぎ、だるま、風車」でした。
今回も、まずは勢揃いしたところを見ていただきましょう。
どこか懐かしさを感じさせる、カラフルなおもちゃ達。
にぎやかな話し声が聞こえてきそうです。
こちらの独楽、軸を持って実際に回すことができます!
ただしきっちり対称に結べていないと、重心がぶれてきれいに回りません。
きれいに回る独楽を結べたら、水引上級者です!
こちらもくるくると回すことができる風車。
お好きな色の組み合わせを選べるので、色選びも楽しいモチーフです。
ちんまりと座った丸い形が愛らしい雪うさぎ。
暑い夏に飾ると、ひんやりと涼しさを感じられて良いですね。
昔は女性にとって身近な道具として、着物や帯などの意匠によく登場した糸車。
長く伸びる糸から、長寿を表すという意味もあったようです。
手まりは昔の女の子にとって、最も身近な遊び道具。
浮世絵などでも、手毬をつく女の子の絵が多く描かれていますね。
一番人気だったのはこちら、だるまです。
色によってそれぞれ意味が違うんですよ。
赤は「家内安全・開運吉祥」
黄色は「金運・幸運の向上」
緑は「身体健勝・才能開花」
黒は「商売繁盛・事業繁栄」
叶えたい願いで選んだり、色の好みで選んだり、いろいろな色で結んで並べてもかわいいですね。
京都教室「きもの文様をむすぶ水引の会」
9月のテーマは「楽器尽くし」。モチーフは「鼓、笙、笛、琴、琵琶」です。
芸術の秋、日本古来の伝統的な和楽器を結んでみませんか?
「きもの文様をむすぶ水引の会」
詳細・ご予約はこちらから。
【和工房 包結 10周年展】
この秋、設立10周年を記念して、和工房 包結10周年展を京都市内の3会場にて同時開催いたします。
会場ごとにそれぞれ異なるテーマで、水引の魅力をお伝えしたいと思います。
こだわりのご祝儀袋や和のしつらえ、よそおいを彩る和工房 包結の水引細工。