こんにちは。和工房 包結Web担当の城下です。
2月に入り、底冷えが一段と厳しい京都です。
森田は年末の大忙しの時期を乗り越えて、年が明けてからも
新しいプロジェクトや出版の準備(こちらのお知らせはまた近日!)に追われているようです。
今年も一年忙しく、楽しく、水引を広めていきたいと思います!
さて、京都教室の2017年のテーマは「きもの文様をむすぶ水引の会」
西洋の物語をテーマにした昨年とガラリと雰囲気が変わって、
古くから日本の着物や帯を彩ってきた、四季の変化や吉祥をあらわす文様を結びます。
1月のテーマは「宝尽し」
モチーフは如意宝珠、宝鍵、打ち出の小槌、隠れ蓑、隠れ笠でした。
結婚式などのおめでたい席に着る着物や帯に良く見られますね。
水引で結ばれた小さな「宝物」が集まって、にぎやかでかわいらしいです。
こちらは一見「扇子??」と間違えそうですが、「隠れ蓑」と「隠れ笠」なんです。
付けると姿を隠す事ができるというアイテム!
こちらは「打ち出の小槌」。
「一寸法師」のお話にも出てくるので、こちらはお馴染みかもしれませんね。
一寸法師の体を大きくしたり、金銀を出したりと色々な力を持つ宝物です。
そして「宝鍵」。蔵の鍵ですね。
この形を見ると、伏見稲荷大社の狐を思い出します。
ころんと丸い形がかわいらしい「如意宝珠」。
あらゆる願いを叶える宝玉です。
好きな色の組み合わせを楽しんで結べるので、初めての方にも人気でしたよ。
2月のテーマはひきつづき「宝尽し」。
モチーフは「巻物、軍配、丁字、宝袋、分銅、七宝」です。
季節を問わず飾れる、縁起の良いモチーフばかり。
わずかですが残席のある日もありますので、ぜひお越しください。
詳細・ご予約はこちらから。満席状況もこちらでチェックしてくださいね。
こだわりのご祝儀袋や和のしつらえ、よそおいを彩る和工房 包結の水引細工。