こんにちは。和工房 包結Web担当の城下です。
水引の会 京都教室の2019年のテーマは「世界の行事」。
前回ご紹介した、1月の教室で結ばれていた作品達をご紹介します。
1月のテーマはオーストリアの「モーツァルト週間」
モチーフはチェンバロ、楽器、音符でした。
チェンバロは、ピアノの祖先ともいわれる楽器です。
見た目は黒鍵と白鍵が逆になっているくらいでよく似ていますが、実は音を出す方法が違うので音もかなり違うんですよ。
幼い頃のモーツァルトが名手として名を馳せたのがこのチェンバロ。
\ ぱかっ /
中にはオルゴールが!
「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」が流れます。
こちらは白いグランドピアノ。
オルゴールの曲は「キラキラ星」です。
紙でできた細い紐のような水引から、こういうかっちりとした立体が出来上がるんですね。
教室では「トルコ行進曲」のオルゴールも用意していました。すべてモーツァルトの曲です。
細部まで丁寧に作り込まれたトランペット。
ヴァイオリンも登場しました。
弓もちゃんと水引で作られています。
これまでにも、「ものがたりを結ぶ水引の会」ブレーメンの音楽隊や、「きもの文様をむすぶ水引の会」楽器尽くしなど
楽器をモチーフとして取り上げる事が何度かありましたが、
意外にヴァイオリンは今回が初めてのお目見えでした。
ミニチュアのヴァイオリンケースに納めてみました。
ヴァイオリンの形、曲線が優雅ですね。
チェンバロ、トランペット、ヴァイオリンを並べてみました。
モーツァルトの音楽が聴こえてきそうです。
こちらは音符記号をモチーフにしたご祝儀袋。
五線譜に見立てた5本の金の水引に、色鮮やかな音符記号が踊ります。
ウェディングマーチが聴こえてきそうな楽しいデザイン。
音楽好きな方や、音楽関係のお仕事をされている方へのご結婚祝いにはこれしかないですね!
本日よりオンラインショップでも取り扱い開始いたしました。
他にも、五線譜がハートの形になったご祝儀袋も人気でした。
大事な方のご結婚祝い、せっかくなら心のこもったご祝儀袋でお祝いの気持ちをあらわしたいですね。
初めての方でも取り組みやすい、小さなモチーフ達。
音符記号やピアノ、そして猫!
モーツァルトは大変な猫好きだったらしく、猫の鳴き声が出てくる曲も作曲しているそうですよ。
猫とピアノをぽち袋に仕上げました。
黒と赤のコンビネーションがかわいいですね。
ピアノのぽち袋。
音楽関係のお礼などに使ったら、喜んでいただけそう。
のしの代わりにあしらった八分音符がポイントです。
1月の教室では、どれか一つのモチーフに人気が集中することなく、
みなさんそれぞれが好きなモチーフを選んで楽しんで結んでいらっしゃるのがとても印象的でした!
和工房 包結の水引の会 京都教室「世界の行事をむすぶ水引の会」
3月はイギリスのイースターがテーマに、イースターエッグやうさぎを結びます。
日本の伝統的な結びの技である水引で、世界各地に伝わる様々な行事を結ぶ旅に出てみませんか。
JUGEMテーマ:クラフト・手芸 色々