こんにちは。和工房 包結Web担当の城下です。
京都は桜のシーズンももう終盤かな、というところ。
まだ夜は冷えますが、冬はもう終わった!という感じがします。
春、いいですねぇ〜。
和工房 包結の水引の会 京都教室の3月は、そんな春の気分にぴったりのテーマ、イギリスの「イースター」
モチーフはイースターエッグ、うさぎでした。
イースター(復活祭)は、キリスト教ではもっとも重要なお祭り。
十字架に架けられ埋葬されたイエスが、その後復活して弟子達に姿をあらわしたという聖書の言い伝えに基づいています。
クリスマスと同じく、家族で集まってご馳走を食べるのがイースターのならわし。
また、生命の復活を意味する卵を使ったデコレーションや遊びを楽しみます。
あちこちに隠されたイースターエッグを探して回るエッグハント。
日本ではイースターはクリスマスほど根付いてはいませんが、幼稚園などで子供達の遊びとしてエッグハントをする所もあるそうですね。
左は海外から取り寄せた、イースターエッグハント用のかご。水引で結んだリボンをあしらいました。
そして右のピンクのかごは、すべて水引の結びで作られているんですよ。
エッグ型のチョコレートと、小さなうさぎが入っています。
カラフルなイースターエッグ。
お好きな色で結んでいただけるので、色選びも楽しめます。
一番人気は左から二番目。よく見ると中にひよこが入っているんですよ。
エッグハントでは、プラスチック製のエッグ型の容器にお菓子や小さなおもちゃを入れて宝探しをすることも。
水引で結んだ指輪や小さな水引飾りを容器に入れて。
多産であることから豊穣のシンボルとされるうさぎも、イースターの重要なモチーフです。
この時期、ヨーロッパではたまご型やうさぎ型のチョコレートやお菓子などの商品がたくさん並びます。
日本でもイースターの限定スイーツが見られるようになりましたね。
今回森田がイースターのイメージを膨らませるための参考図書として購入したとってもかわいらしい絵本。
水引のうさぎとひよこ入りエッグと一緒に写真を撮りました。
ぴょんぴょん跳ね回るうさぎが、春の生命の躍動する気分に合っているから……というのも、うさぎがイースターの象徴になっている理由の一つでもあるそう。
春をお祝いする、うきうきするような気持ちは世界中同じなんですね。
純潔の象徴であるテッポウユリ。イースターリリーとも呼ばれ、イースターに欠かせない花となっています。
和工房 包結の水引の会ではこんなふうに、テーマに合わせたお花が登場する回もありますよ。
「お花を結びたい」という生徒さんもけっこういらっしゃるので、森田も毎回モチーフを工夫しています。
和工房 包結の水引の会 京都教室「世界の行事をむすぶ水引の会」
5月のテーマはメキシコの「シンコ・デ・マヨ」
スカルやサボテン、ラクダなど、ちょっと変わったモチーフが登場しますよ。
日本の伝統的な結びの技である水引で、世界各地に伝わる様々な行事を結ぶ旅に出てみませんか。
JUGEMテーマ:クラフト・手芸 色々