こんにちは。和工房 包結Web担当の城下です。
今年も残すところあと2週間。
この時期、毎年言っていますが、一年がすぎるのは本当に早いですね!
和工房 包結にとって今年は、より専門的に水引折方を学んでいただく少人数制の「水引折方コース」がスタートするなど、様々な新しい試みが盛りだくさんの一年でした。
さて、少し時間を遡りまして
京都教室のにほんのならわしをむすぶ水引の会 10月「紅葉刈り、七五三、髪飾り」の作品をご紹介します。
秋の京都といえば紅葉狩り。
紅葉の葉の造形を水引で表現しました。
ちょっとしたお礼やこころづけ、メッセージカードや小さなプレゼントを入れられる、ぽち袋に仕上げることもできますよ。
水引の結びだけで紅葉の形を表現するには、バランス良く形づくるのがポイント。
参考作品をじっくり見て、森田のアドバイスを聞いて仕上げていきます。
赤や黄色の紅葉に、まだ色づいていない青紅葉を混ぜると、色合いに奥行きが生まれますね。
濃い茶色の紅葉に、どんぐりの水引細工を合わせたこちらは何でしょう?
答えば帽子クリップなんです。質感の違う葉っぱのチャームがポイントになっていますよ。
落ち着いた色合いのチェーンに、赤い紅葉がきれい。
こちらは何でしょうか?
めがねチェーンでした。
サングラスや老眼鏡など、掛けたり外したりすることの多いめがねに付けると便利です。
季節に合わせたモチーフに替えるのも楽しいですね。
このシーズンのお子様のイベントといえば七五三。
和工房 包結の水引の髪飾りは、華やかな見た目に反してとても軽いので、
お子様も嫌がらずに付けていられるという事で人気なんですよ。
下がりの部分も水引でできた、かわいらしい髪飾り達。
お子様やお孫さんのために作りたいという生徒さんが多くいらっしゃいました。
モチーフや色を合わせた大小のセットになっています。
下がりの部分の玉結びがゆらゆら揺れて、女の子らしい雰囲気に。
こちらは書籍「ハレの日をむすぶめでたづくしの水引」でも紹介されている髪飾りです。
「おいかけの梅結び」という結び方で梅を結んでいきます。
こちらは淡い色使いが美しいミニバラの髪飾り。
よーく見てみると……
うさぎさんが隠れているんです。
かわいらしいモチーフに、少し大人っぽい色合いが印象的な組み合わせ。
ブライダルにもおすすめの髪飾りです。
オンラインショップでも人気の
左から「水引で結んだクラウン」「水引で結んだティアラ」「水引で結んだ王冠」の3種。
お姫様のようなクラウンやティアラも、水引で結めば和装にも合う髪飾りに。
高度な水引結びのテクニックをふんだんに使用しています。
黒髪に美しく映える、赤い椿の花の髪飾り。
和工房 包結では昔から何度も取り上げてきた馴染み深いモチーフです。
オンラインショップでも取り扱っていますよ。
「にほんのならわしをむすぶ水引の会」は、12月の教室をすでに終えて、一年の講座が全て終了しました。
一年間ご一緒してくださった皆様、ありがとうございました!
web担当もこの水引の会を機に、日本の伝統の行事やその由来について改めて知るきっかけになり、楽しい一年でした。
さて、来たる2019年の京都教室 水引の会のテーマは、日本を飛びだしまして
「世界の行事をむすぶ水引の会」です!
日本の伝統のならわしを結んだあとは、世界の行事に目を向けてみようという趣向で、
日本にもすっかり定着したクリスマスやバレンタインを始め、毎月違う国の行事を結んでいただきます。
伝統的な結びの技である水引で、世界各地に伝わる様々な行事を結ぶ旅に出てみませんか。
JUGEMテーマ:クラフト・手芸 色々