和工房 包結 マネージャーの平岡です。
9月も中旬になり朝晩は過ごしやすくなり嬉しいですが、ちょっと寂しい気もします。
さて、8月28日(日)の東京教室のテーマは「薬玉」。
そもそも、薬玉を調べると、
1.造花などを玉のように束ね、飾り糸をたらしたもの。開店祝いなどに飾る。
運動会などに使う、玉が二つに割れて中から紙吹雪などが散るものも言う。
2.香料を錦(にしき)の袋に詰め、薬草・造花や五色の糸を添えた飾り。
端午(たんご)に、不浄・邪気をはらうとして、柱などにかけたもの。
という説明が出てきます。
1.の方が普段目にしますが、今回作るのはもちろん、2.の方。
由来をもっと調べて見ると、なんと平安時代からのもの。
くす玉は、魔除けの縁起物として平安時代から存在する。
もとは、種々の薬を束ねて作られていたため薬玉と呼ばれるようになった。
平安中期には、中宮定子で五月五日の端午の節句にくすだまが飾られたことが、
「枕草子」にも残されている。
そんなことを生徒さんにもお伝えしながら、作っていただきました。
今回の京都のおみやげは、鼓月の夏季限定「姫千寿せんべい 雪塩バニラ」と
若菜屋のお干菓子「夏のいろどり小箱」。
集中して作業をした後の甘いものは、おいしかったですよ♪
次回は、9月25日(日)。テーマは「ひょうたん」です。
ご興味のある方、キャンセル待ちで受付中です。こちらをご覧ください。