和工房 包結 ブログ

誕生花をむすぶ水引の会「アンスリューム, ハボタン, スノーフレーク」

和工房 包結 京都教室「水引の会」12月の教室で結んだ作品をご紹介します。

艶やかな赤が目を引くアンスリューム。
ハートを思わせる特徴的な花姿から「情熱」や「恋に悶える心」などの花言葉を持ち、観葉植物としても長く愛されてきたお花です。
花びらのフォルムが、水引の美しい結びをより印象的に引き立てています。

鈴のような形が愛らしいスノーフレーク。
小さな花弁の先にちょこんとある緑のワンポイントも、水引とビーズの組み合わせで繊細に表現されています。
「純粋」や「汚れなき心」などの花言葉を持ち、春先に清らかな印象を届けてくれる花として親しまれています。

ふんわりと丸みを帯びたハボタンを優しい色合いの水引で結び、鶴亀のピックを合わせたおめでたい雰囲気のお正月飾り。
「祝福」や、葉が重なって包み込む様子から「愛を包む」という花言葉を持ちます。お部屋に飾りやすいコンパクトなサイズ感で、お正月の華やぎを盛り上げてくれます。

こちらは小さなハボタンのブローチ。
ナチュラルな雰囲気で装いに取り入れやすく、季節感を楽しめます。

紅白の水引に南天と稲穂を添えた、新年を祝うミニリース。
サンキライの鮮やかな赤い実と緑の葉が冬の飾りに華やかさをプラスして、コンパクトながらも存在感のある和の演出に。

最後は、水引で結んだ苔玉をベースに南天の枝をあしらった和のアレンジです。

小さなスペースでも四季を感じられる苔玉。
合わせる草花を替えてみるのも楽しく、インテリアとして長く楽しめますね。

1年間、様々な草花を結んできた「誕生花をむすぶ水引の会」も今回が最終回。

華道未生流の師範でもある森田江里子が手がけた水引の草花は、これでなんと140種類以上に。2024年は、森田にとって大切なモチーフである草花とじっくり向き合う一年となりました。
今後は、この水引のお花を使った新しいアイテムをオンラインショップにてご紹介する予定ですので、どうぞお楽しみに!

そして、2025年の京都教室は「シルクロード」がテーマ!

ケルトと水引の関係をライフワークとして研究を続ける森田にとって、西洋と東洋を結ぶシルクロードは長年の憧れでした。
満を持してスタートする2025年の京都教室では、ローマから飛鳥までの歴史や文化を1年かけて旅するように楽しんでいただけます。
ぜひご一緒に、新たな発見を紡いでいきましょう!

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