こんにちは。和工房 包結Web担当の城下です。
大阪、京都、兵庫の3府県について緊急事態宣言が解除されました。まだまだ油断は禁物ですが、まずは一つ目の波を越えたという事になるでしょうか。
完全に元通りの生活というわけにはいきませんが、医療従事者の皆さまやこの状況下でお店を開け社会生活を支えて下さっている皆さまに感謝しつつ、できる限りの対策を取りながら、和工房 包結も少しずつ教室を再開していこうと思います。
6月の水引の会 京都教室は、以下の通り三密防止対策を十分取って開催いたします。
・教室内の換気を十分行います。
・アルコール消毒液を完備します。
・テーブルは向かい合わせにならないように配置します。
・定員数を調整いたします。
・マスクの着用をお願いします。
・体調不良の方は、当日キャンセルでもキャンセル料等いただきませんので、大事を取ってお休み下さいますようお願いします。
6月のテーマは予定通り「厄除開運」(結んでいただくもの…山鉾・金魚提灯)で開催いたします。
休講になった5月のテーマ「諸縁吉祥」については、来年の復習会で結んでいただけるように考えています。
各カルチャースクールも順次再開が予定されていますが、各施設・地域によって異なりますので、以下のカルチャースクールで受講されている方は、各ホームページで最新情報のチェックをお願いいたします。
また、東京教室に関しては、東京での緊急事態宣言がまだ続いておりますので現在も状況を見守っている所です。
緊急事態宣言が解除されましたら、また改めてご案内させていただきます。
本日は、4月頭に行われた京都教室「縁起ものをむすぶ水引の会」の作品をご紹介します。
テーマは「立身出世」。金太郎・熊・鯉幟(こいのぼり)などを結びました。
まずはこちらの鯉こぼり。
まるで風にたなびいているよう!
張りがあって軽い、水引という素材だからこそ作れた形です。
竹の台は京都で120年続く老舗、公長齋小菅さんにお願いしたもの。
鯉のうろこは あわび結びで表現されていて、とても縁起の良い鯉のぼりです。
飾りやすいサイズで、お家のインテリアに馴染みやすいのも良いですね。
これは来年あたり、オンラインショップに並ぶ予感……。
初心者さんにもやさしい、簡単鯉のぼり。
基本のあわび結びができれば1コマ(2時間)で作ることができます。
こちらもかわいい!鯉のぼりに腰掛けた金太郎です。
後ろ姿もしっかり再現。
お尻がまる見えになったこの服、その名も「金太郎のハラガケ」という名前なんだそう。
こちらは勇ましい、熊にまたがる金太郎。
金太郎といえば熊ですよね。
こちらも後ろ姿がかわいいのです。
今回、この熊さんが人気で、熊さんだけ作る方もいらっしゃいました。
確かに、このとぼけた表情といい、どーんと受け止めてくれそうな包容力溢れる佇まいといい、素敵な熊さんです!
カラーリングを変えて「くまモン」みたいにされている生徒さんもいたそうですよ。
こちらは予告になかったおまけ。犬張り子の「ざるかぶり」です。
ざるは、子供の病気など、悪いものを掬い取ってくれるのだそう。
ひょいとざるを被った姿が、なんだかとぼけていてかわいいですよね。
どこから見ても愛らしい…!
犬張り子はオンラインショップでご注文いただけます。
和工房 包結の水引の会 京都教室「縁起ものをむすぶ水引の会」
6月のテーマは「厄除開運」山鉾・金魚提灯の予定です。
すべての教室が休講になった5月、森田は「山鉾」の制作に没頭していたらしく、なにやら色々な山鉾が出来上がってきている様子……。
今年は残念ながら祇園祭の山鉾巡行も中止になるそうですが、京都の夏には欠かせない祇園祭の山鉾。代わりに水引で山鉾を結んでみるのはいかがでしょうか?