こんにちは。和工房 包結Web担当の城下です。
水引作家 森田江里子のいちばん新しい作品を結んでいただける、京都教室の水引の会。
2020年は「縁起ものをむすぶ水引の会」です。
一年間明るくハッピーな気持ちで水引の会を楽しんでいただけるように、フライヤー(チラシ)も、カラフルで楽しくなんだか運が良くなりそうな感じのデザインにしてみました。
1月のテーマは「商売繁盛」
結ぶものは招き猫・福だるま、その他にも「当日のお楽しみ」もありました。
順にご紹介していきます。
色柄・ポーズ・大きさも様々な招き猫、大集合!
すべて水引の結びで作られています。
右手を上げるか、左手を上げるかで目的が違う招き猫。
こちらの招き猫は金運をあらわす右手を上げています。
左手に、こちらも縁起もののだるまを抱えて。
「福笹」と一緒に写してみました。
こちらの「福笹」は「家庭画報COLLECTION」2019年冬号の巻頭ページに掲載していただいています。
左手を上げて人を招く、黒猫招き猫。
右手に抱えた小判の結びが目を引きます。
黒猫の招き猫には魔除けの意味もあり、日本以外でもイングランド、フランス、スコットランドなどで幸運を運んでくる縁起の良いものと考えられているそうです。
今よりもずっと夜が暗かった時代、黒猫の神秘的な姿や暗闇でも目がきらりと光るところに、昔の人たちは不思議な魅力を感じていたのでしょうね。
こちらの黒猫招き猫さん、オンラインショップで注文いただけるようになりました!
京都の桐箱職人さんに特注で作っていただいた桐箱入り。
蓋はそのまま飾り台として使うこともできますよ。
こちらは金運を招く、右手を上げた招き猫。
手には小判を持って、頭の上にはだるまを乗せたユーモラスなポーズ。
なんだかご利益がたっぷりありそう。
こちらの福だるまはまた少し形が違います。
ふんわりと下膨れな形がかわいらしいですね。
安定感のある末広がりな形は、昔から縁起が良いとして親しまれてきました。
この招き猫と福だるまが出会って・・・
招き猫と福だるまの仲良しコンビの飾りに。
こちらもオンラインショップでお求めいただけます!
タイプの違うだるま色々。
だるまも色によって違う意味を持っています。
少し下がり眉なところがかわいいだるまトリオ。
国内のだるま生産量一位の上州だるま(高崎だるま)では、いちばん赤いだるまは家内安全、青いだるまは学業向上、黄色いだるまは金運向上などの意味があるそうです。
こちらは告知にはなかった「当日のお楽しみ」稲荷神社の白狐(びゃっこ)さん。
日本の神社で一番多いのが、京都 伏見稲荷大社を総本宮とする稲荷神社。
伏見稲荷大社に行くと、それはもう膨大な数の鳥居とたくさんの白狐像を見ることができますよ。
手前にあるのは宝鍵と宝珠です。和工房 包結の水引の会では、2017年の「きもの文様をむすぶ水引の会 宝尽し」でも登場しました。
凛とした立ち姿がかっこいいです。
森田がこだわった、顔の曲線。横顔も美しいですね。
こちらは森田が自分のために結んだ、静岡県浜松市の郷土玩具である「浜松張子」で作られている「酒買いだるま」です。
一度は廃絶の危機を迎えた浜松張子を戦後復刻されただけでなく、新しい浜松張子を作り出して後世に残そうとされているそう。
酔っ払ってピンクに染まった腕と足といい、なんという愛らしさ!お酒大好きな森田としては水引でもどうしてもやってみたかった!ということで、浜松張子へのリスペクトを込めてここでシェアさせていただきます。
是非本物の酒買いだるまも見てみてくださいね!→ 酒買いだるま 画像検索
和工房 包結の水引の会 京都教室「縁起ものをむすぶ水引の会」
3月のテーマは「富貴繁栄」。水引で四君子やお守を結びます。
四君子(しくんし)とは、蘭、竹、菊、梅の4種の草木のこと。教室でも人気の高いお花を結べるチャンスですよ。
日本各地で長年伝えられ、愛されてきた縁起ものを、開運の願いを込めて水引で結んでみませんか。