昨日、北京大学と京都大学の文化交流会で、、
水引を教えてきました。
中国と日本の贈答文化の違いというテーマ。
日本には礼法として 物やお金を渡すときにむき出しにしない、包む文化があります。
その作法は現在もお祝い事があるとご祝儀袋に入れて渡したりなど
当たり前のように行っていますが
海外ではそのような文化がないといいます。
中国でお祝い金を渡すときはどのようにしているのか聞いたところ
何も飾りのついていないシンプルな赤い封筒に入れて渡すのだそうです。
赤い封筒は 「Good Luck!」 をあらわすそう。
日本は和紙で包む上に 願いをこめて水引を結んだり、演技のよいモチーフである鶴や亀、松竹梅などなど色々な水引で飾ったり。
ところ変わればいろいろで面白いですね[:おはな:]
学生の皆さんには あわび結びなどの意味を説明したのち
和紙と水引は好きな文様、色を選んでもらい、
実際に 紙折と水引の結びをしてもらい ぽち袋作りを体験していただきました。
作ったぽち袋には お手紙など入れて使ってもらえたら、と思います。
中国にも結びの文化があり
チャイナドレスの留めの部分の結びなど、学校の授業で習うそうです。
日本も日本独自の文化である水引の授業があってもよいのにな・・・
そういえば思い出したのですが
いつも水引の内職を手伝ってくださっている方の息子さん(小3)が
いつもお母さんが水引を結んでいる姿を見ていて
自分もやりたい、と興味をもったそうで
教えてあげたらとても上手になって、
夏休みの自由研究に水引で朝顔の作品を制作すると言っていました[:おはな:]
あわび結びが出来る小学生ってかっこいい!
水引の自由研究なんて誰ともかぶらないでしょうね[:おはな:]
小学校の美術で水引を教えたいです。。
水引は日本が誇る伝統文化。ということをこの交流会で改めて実感しました。
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