こんにちは。和工房 包結Web担当の城下です。
オンラインショップは、森田の研修旅行のため8月15日までお休みをいただいておりました。
水引の結びとケルティックノットがよく似ていることから、以前からケルト文化に興味を持っていた森田。
3年前にはスコットランドの「National Museum of Scotland」で観た展示「Celts」に大変感銘を受けました。
さらに学びを深めるため、今回訪れたのはアイルランド。
こちらのお話は、また改めて。
さて、時間は少し戻り
和工房 包結の水引の会 京都教室の7月は、フランスの「バースデー」。
7月14日はパリ祭。フランス人にとっては建国記念日にあたります。
国の誕生日ということで、このテーマになりました。
モチーフはバースデーケーキ、エッフェル塔。その他いろいろ登場しますよ。
フランスの首都、パリの象徴ともいえるエッフェル塔。
水引の結びで鉄塔の骨組みを表現しています。
和工房 包結オンラインショップでも定番商品の「梅の箸置き」も、トリコロールカラーで結ぶとまた違った雰囲気。
ちなみにエッフェル塔の「エッフェル」とは、建設に関わった技師「エッフェルさん」のお名前なんだそうです。
なんとエッフェルさんはエッフェル塔の最上部に実際に住みながら、気象や天体の観測などの様々な研究を行っていたのだとか。
エッフェル塔って住めるんですね。
フランスといえば洋菓子。
見た目もかわいいフランス菓子もたくさん登場しました。
まずはエクレア。中にちゃんとクリームが挟んでありますよ。
フランス語では稲妻という意味の「エクレール(Éclair)」といいます。
上に掛かったチョコレートが稲妻のように見えるためだとか、クリームが飛び出さないように、稲妻のように素早く食べなければいけないからだとか、色々な説があるようです。
そして、カヌレとパルミエ。
カヌレはフランスのボルドー女子修道院で古くから作られてきた伝統的なお菓子。
日本でも近年人気が高まり、カヌレ専門店もたくさんできていますね。
パルミエは、ハートのような形がかわいらしい、薄いパイのお菓子。日本では「源氏パイ」が有名ですね。
フランス語でパルミエ(Palmier)は「ヤシ」という意味です。植物のヤシに形が似ているところからこの名前になったそう。
特徴的な形はもちろん、カヌレのみっちりもちもち、パルミエのサクサクの食感まで表現されていますね。
カラフルなマカロン。こちらもオンラインショップで人気の商品です。
ショップにはストラップと根付がありますが、こちらはスマートフォンピアス。
イヤホンジャックに差し込んで、ホコリなどからガードします。
そして……
今回の主役はこちらでしょう!
色とりどりのベリーやマカロンとクリームの飾りで彩られた、バースデーケーキ。
実はこちら……
リングピローなのです!
蝶々結びされた水引の羽根に、指輪を通してセットします。
水引は張りがあるので、これだけでしっかり止まるんですよ。
側面のアップです。
あわび結びが立体的に組み合わさっているのがお分かりいただけるでしょうか?
実はこちら……
小物入れになってるんですよー。
側面はあわび結びが二重になっているというわけです。
結婚式でリングピローとしてお使いになった後は、小物入れとして長く使っていただけます。
本日より、オンラインショップにて取り扱いスタートです!
>リングピロー 水引で結んだベリーとマカロンのウェディングケーキ
教室では、左のケーキはかなり難易度が高く時間がかかりますので
右の小さなケーキを作られる生徒さんが多かったです!
こちらもかわいいですね!
カヌレより少し大きいくらいのサイズ。
ふわふわの生クリームとベリーで飾って。
こちらは開くと音楽が流れるバースデーカードです。
水引の結びで表現したバースデーケーキをあしらいました。
初心者さんも、こちらの平面的なバースデーケーキなら1コマで作れます。
こちらはおまけ。飛び出すカードの作り方を紹介した書籍「はじめての手作りカード(日本ヴォーグ社)」を参考に作ってみたものです。
かわいくて楽しいデザインのカードがたくさん載っていておすすめですよ!
毎回、楽しみにしてくださっている方も多いお花。今回はフランスの国花「アイリス」でした。
アイリスは、アヤメや花菖蒲と同じアヤメ科のお花。
フランス国民に伝統的に愛されてきた事が、国花になった理由のひとつだそうです。
和工房 包結の水引の会 京都教室「世界の行事をむすぶ水引の会」
9月のテーマはドイツのビール祭り「オクトーバーフェスト」。
くるみわり人形やビールを結びます。
日本の伝統的な結びの技である水引で、世界各地に伝わる様々な行事を結ぶ旅に出てみませんか。
JUGEMテーマ:クラフト・手芸 色々