こんにちは。和工房 包結Web担当の城下です。
10月も後半になって、やっと秋らしくなってきました。
ついこの間まで夏のように暑い日があったので、急な気温の変化で体調を崩されている方もいらっしゃるのではないでしょうか?どうぞお大事になさってくださいね。
さて、和工房 包結の水引の会 京都教室の9月の作品をご紹介します。
テーマはドイツの「オクトーバーフェスト」。
実はこの回の直前まで入院していた森田。(その件については前回のブログをご覧ください。今は全快してすっかり元気です)
9月の教室はお休みせざるを得ないのではと思っていたのですが、予定よりも早く回復し、なんとか退院!
今回のモチーフは、多くが入院中の病院で制作されました。
オクトーバーフェストって、みなさまご存知でしたでしょうか?
ドイツ、ミュンヘンで開催される9〜10月に開催される世界最大規模のお祭りで、約18日間の会期中、700万杯前後のビールが提供されるそうです。
近年では日本でもビール祭りとして人気のイベントになっています。
形色々なビールグラスとビールジョッキ。
残念ながら、ビールを飲まない私Web担当には分からないのですが、ビールにもたくさん種類があって、味わいによってグラスとの相性があるそう。
こちらは濁りのない明るい黄金色ときめ細かな泡が特徴のピルスナー。
日本で飲まれているビールは多くがこちらだそう。
細身で背の高いグラスがおすすめらしく、グラスもこんなふうに細長い形。
ふわふわの泡も再現しています。
アルコール度数もカロリーも高めな「シュタークビア」。
「シュターク」という言葉がドイツ語で「強い」を意味します。
濃厚な茶色いビールです。
背が高く上のほうに重心があるので、水引細工で再現して立たせるのは難しそうですが、底にひと工夫されているのでちゃんと立ちます。
主にドイツ東部で好まれる黒ビール「シュヴァルツビール」
日本でも人気がありますよね。
こちらはストラップの部品をつけました。
おなじみのビールジョッキ。
空になったジョッキは、透明なテグスをあわび結びで結んで作られています!
入院のため、予定していたくるみ割り人形の代わりに、ドイツ南部の民族衣装ディアンドルとアルペンハットが登場しました。
オクトーバーフェストでは、ディアンドルを着たウェイトレスさんが大量のビールジョッキを運んでいます。
最近ではドイツ料理レストランのユニフォームとして着られていたりもしますね。
ドイツの国花、ヤグルマギク。
19世紀、初代ドイツ皇帝ヴィルヘルム一世がヤグルマギクを皇帝の紋章に定めたのが始まりです。
鮮やかな青色がいちばんポピュラーですが、赤、白、黄色、ピンクなどさまざな色があります。
花言葉は「繊細」「優美」「教育」「信頼」。
開催が危ぶまれながら、なんとか穴を開けずに済んだ今回の「水引の会」京都教室。
これまで「水引の会」の予約は、教室で口頭でお伝えいただいた際に、電話番号などの連作先をいただいていない事も多かったのですが、こういったケースも今後想定しておかないといけないという事で、予約管理を見直しております。
すでにご利用いただいた方もいらっしゃると思いますが、基本的にはホームページの予約フォームからのご予約となります。必ず電話番号などの連絡先の入力をお願いいたします。
ご予約の際に会員登録をしていただくと、次回からの予約が楽になりますよ。
生徒様には少々お手数をおかけしますが、どうぞご協力をよろしくお願いいたします。
和工房 包結の水引の会 京都教室「世界の行事をむすぶ水引の会」
2019年1月よりスタートした今期テーマも、あと残すところ2ヶ月となりました。早いですね!
11月のテーマはフィンランドの「クリスマス」。
サンタクロースやヒンメリが登場する予定ですよ。
日本の伝統的な結びの技である水引で、世界各地に伝わる様々な行事を結ぶ旅に出てみませんか。
JUGEMテーマ:クラフト・手芸 色々