こんにちは。和工房 包結Web担当の城下です。
今年は桜がずいぶんと早いですね。
京都は現在ちょうど見頃。少し出歩くだけで、あちこちで満開の桜に出会います。
春ですね〜。
さて、京都教室「にほんのならわしをむすぶ水引の会」2月の教室は「桃の節句、雛飾り、流し雛」でした。
この回のメインは何と言ってもこちら。
すべて水引で作られた、立体的な立ち雛です。
水引立ち雛は、森田がずっと以前から実現したいと考えていたもの。
松の文様があしらわれたおそろいの着物を着ています。
現代の住まいでは、なかなか大きな段飾りのお雛様を飾るのは難しくなりました。
こちらの立ち雛は片手に乗るぐらいのサイズなので、お部屋や玄関などに気軽に飾ることができます。
オンラインショップでの取り扱いはこちら。 >水引 立ち雛
こちらは和工房 包結長年の人気商品でもある、リースタイプのお雛様です。
左右のリースで、男雛と女雛の並びが違っているのにお気づきでしょうか?
実は向かって右に男雛、左に女雛を飾るのは古来から伝わる京都風の並びです。
これは陰陽道に基づいているのですが、現代では関東を中心に多くの地域で左に男雛、右に女雛の並びが主流となっています。
こちらは左に男雛、右に女雛です。
一般的によく目にするのはこちらの並びですね。
オンラインショップでの取り扱いはこちら。>水引の和リース 雛飾り
お雛様の原点ともいわれる、流し雛。
身の穢れを形代(かたしろ)に移し、水に流して清めます。
古くは源氏物語にも登場する行事です。
こちらは「さんたわら(桟俵)」と呼ばれる籠も、水引で結ばれてるんですよ。
弥生のお供え飾り、菱餅です。雛飾りには欠かせませんね。
ピンクは桃の花、白は残雪、緑は新芽を表わしているそうです。
オンラインショップでもインテリアとして人気です。
こちらも春らしさいっぱいの、桃の節句飾りです。
昨年開催された、和工房 包結 10周年展で桃の節句飾りをご覧になった方も多いと思いますが、
こちらはひとまわり小さいサイズ。
桃の節句、雛人形と一緒に桜と橘が飾られるのは、京都御所の紫宸殿に植えられている左近の桜、右近の橘に由来します。
桜は日本を代表する花であり、おめでたい吉祥文様としても知られています。
橘もまた、子孫繁栄、長寿の象徴として古来から愛されてきた吉祥文様です。
こちらも先月からオンラインショップで取り扱いがスタートしました!
桃の節句は、女の子のお祭りだけあって色使いもモチーフも可愛らしいものが揃いました。
変わって4月の水引の会は男の子のお祭り、「端午の節句 鎧兜 弓矢」。
水引細工で表現された鎧兜はどんなものになるのか、楽しみです!
「にほんのならわしをむすぶ水引の会」
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こだわりのご祝儀袋や和のしつらえ、よそおいを彩る和工房 包結の水引細工。