和工房 包結 京都教室「水引の会」9月の教室で結んだ作品をご紹介します。
10月後半になって本当にようやく!秋らしくなってきましたね。
秋の花といえば真っ先に思い出すのがコスモスという方も多いのではないでしょうか。
風に揺れる清楚でシンプルな花姿から、「乙女の純潔」「調和」などの花言葉があります。
白く細長い花弁が猫のひげを連想させる、その名も「ネコノヒゲ」。
観賞用だけでなく、ハーブとしても人気があり、薬草としても使われています。
澄んだ青色の星形の花が特徴的なブルースター。
「幸福な愛」「信じあう心」などの花言葉があり、結婚式のブーケにもよく使われます。
結婚式に何か青いものを身につけると幸せになれるという「サムシングブルー」のおまじないもありますね。
ブルースターの花を結婚のお祝い用御祝儀袋に仕上げました。
こちらは近々オンラインショップに登場予定です!
小さな小さな花が細長い茎に沿って咲く、その姿が水引に似ているところから名付けられた「ミズヒキ」。
花言葉も「慶事」「祭礼」「喜び」など、水引にちなんでいます。
まっすぐではなく、少し抑揚のある柔らかいラインが魅力的。
水引で結ぶ時にも、その点を意識して結ぶのがポイントかもしれません。
茶花にも使われるミズヒキと、カワラケツメイの花。
短冊と合わせて茶花風の飾りに仕立てました。
カワラケツメイを煎じた茶は「弘法茶」など地方によって様々な名前で飲まれ、むくみの解消や便秘の改善に効果があるとされています。