こんにちは。和工房 包結Web担当の城下です。
暮れも押し迫り、いよいよ寒さが厳しくなってきました。
このブログで以前にも書きましたが、「夏暑い、冬寒い」といわれる京都。
まだまだ冬の底冷えはこんなものじゃないというのを毎年経験してますので、
今の時点で「寒い寒い」と言っていてはいけないなぁと思いつつ
やはり人と会うたび「寒いですねぇ」と挨拶してしまいます。
12月の「こよみを結ぶ水引の会 二巡目」のテーマは「そらさむくふゆとなる」。
モチーフは南天、門松、鏡餅でした。
赤い真ん丸の実がかわいらしい、南天。
色合いからクリスマスカラーにも見立てられ、この季節にぴったりのモチーフです。
枝に仕上げてお部屋に飾ったり、小さく作ってぽち袋の飾りにしたり。
稲穂と組み合せ、紅白の水引を丸くねじり結んで、和風リースに。
和室にはもちろん、洋室にも飾れるお正月飾りになります。
一年の節目になる年末年始。しつらえに和を取り入れて日本を感じたいですね。
オンラインショップでも大人気の鏡餅は、教室でも注目を集めていました。
やはり日本のお正月といえばこれ、という明快さが人気のヒミツかもしれません。
小さな三宝に乗せると、手の平サイズでも「きちんと」感が演出できますね。
そして今回の一番人気は、門松でした!
なかなか、一般的なお家では飾る機会の少なくなった門松ですが、
水引細工の手頃なサイズなら取り入れやすく、お正月らしさもいっぱい。
こちらのタイプも「葉牡丹がかわいい!」と大人気でした。
おめでたいお正月飾りでも、色味を抑えてギラギラさせず
シンプル、モダンなお家にもしっくり馴染むのが和工房 包結のデザインの特徴です。
1年間皆さんと楽しんできた「こよみを結ぶ水引の会 二巡目」もこれで終わり。
来る2016年の京都の水引の会のテーマは「ものがたりを結ぶ水引の会」
グリム童話とアンデルセン童話からモチーフを選びました!
和の結びの技である水引で、洋の物語を紡ぐ。
すてきなコラボレーションが生まれる一年になりそうです。
お教室の場所は、京都市役所からほど近い「瑠万 Ruban」さんです。