和工房 包結 ブログ

京の歳時記をむすぶ水引の会「五山送り火 / 地蔵盆」 大文字山・提灯

こんにちは。和工房 包結Web担当の城下です。

仕事と個人的な事情による過密スケジュールに追われておりまして、水引の会のレポートがひさしぶりになってしまいました!すいません。

 

というわけで、ずいぶん前の事になってしまいましたが、京都教室7月のテーマ「五山送り火 / 地蔵盆」の作品を紹介させていただきます。

Instagramの方では送り火の時期に合わせて投稿しておりましたので、既にご覧になっていただいた方も多いかもしれませんが、改めて。

 

ちなみに、和工房包結のInstagramはこちらです。ぜひフォローしてくださいね。

 

 

まずは「五山送り火」をご紹介します!

 

 

これまで、水引で山を結んだ人はいないのではないでしょうか?😄
水引で祇園祭の山鉾など大きな物も結んできた森田にとっても、このモチーフは過去最大級です!
ただし実際のサイズは一つ一つが手のひらサイズでとてもかわいいんですよ。
「大文字」「左大文字」「妙法」「船形」「鳥居」と五つで五山です。
 

 

 

大文字の中にはLEDランプが隠れていて、ちゃんと火が灯るしかけです。

 

 

 

 

 

コロナ禍で規模を縮小して行われてきましたが、今年は3年ぶりにいつもの規模で行われました。

 

 

 

7月後半、下鴨神社で開催される御手洗祭。

土用の丑の日の前後、御手洗池の中に足を浸して無病息災を祈る「足つけ神事」が行われます。

「みたらし団子」はこの御手洗祭で、氏子が作ってお供えしたのが始まりだそう。

井筒八ツ橋本舗さんの「五山の送り火 三笠」も一緒に結びました。

 

 

 

京都の小学生にとって、夏休みといえば地蔵盆。

今は子どもの数も少なくなって規模が小さくなっていますが、私たちの世代が子どもの頃は夏休みの一大イベントだったそう。

お菓子をもらえたりゲームがあったりと楽しく過ごしていたそうです。

 

 

 

森田江里子が水引で結んだ仏花を初めて発表したのは2015年。それからきちんと商品化したいと考えながら、長らく実現できていなかったのですが、今回のテーマに合わせて遂に形になりました。
まだオンラインショップには並んでいませんが、一足先にお披露目です。

 

 

 

百合

 

 

 

胡蝶蘭

 

 

 

カラー

 

 

 

オンシジウム

 

 

 

小菊

 

計5種類の花を結びました。

抑えた色使いで、豪華だけど上品で落ち着いた雰囲気です。

 

 

 

シックな色合わせと水引の結びが織りなす洗練されたデザインで、現代の暮らしに馴染むモダンな雰囲気に。
故人との大切なご縁をいつまでも結びつけてくれます。
 

 

 


 

2022年の京都教室のテーマは「京の歳時記」。

全国的にも知られるようになったものから、京都の人にしか知られていないものまで、様々な祭りや行事、ならわしを水引で結びます。

次回は11月5(土)・6(日)・7(月)の3日間、テーマは「花街事始め / 除夜の鐘」です。

10月のテーマ「えと祈願祭」を結んでいただくこともできます。

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東京教室の2022年は「縁起ものをむすぶ水引の会」です!

日本各地で長年伝えられ、愛されてきた縁起ものを、開運の願いを込めて水引で結んでみませんか。

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こだわりのご祝儀袋や和のしつらえ、よそおいを彩る和工房 包結の水引細工。

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