森田江里子が参加する展示会のお知らせです。
「飯田水引」は、300年以上の歴史をもつ長野県飯田市の伝統産業です。
その中でも明治35年の創業から100年以上の歴史を持つ株式会社 神明堂様が、新作水引「珠の緒(たまのを)」を開発、発表されました。
この度、金沢より加賀水引の津田水引折型五代目 津田六佑様、福岡より有限会社ながさわ結納店の長澤宏美様と、和工房 包結 森田江里子がこの「珠の緒(たまのを)」を使って結んだ作品の展示会が開催される事となりました。
森田江里子は水引で結んだ京都 祇園祭の山鉾巡行を展示いたします。
展示会は6月から7月にかけて、長野、京都、東京を巡回いたします。
三人の現代水引作家が結ぶ新しい水引の表現をぜひご覧ください。
新作水引「珠の緒(たまのを)」発表会
●飯田会場
三連蔵
長野県飯田市通り町2-1
6月2日(水)13:00 – 17:00
6月3日(木)9:00 – 17:00
6月4日(金)9:00 – 17:00
6月5日(土)9:00 – 16:00
●京都会場
芸艸堂
京都市中京区寺町通二条南入ル妙満寺前町459
6月17日(木)13:00 – 18:00 ※予約制
6月18日(金)9:00 – 17:00
6月19日(土)9:00 – 16:00
初日6月17日のみ予約制となります。
ご予約はInstagram @shinmeidoへのダイレクトメッセージか、電話 070-4400-8883 にお願いいたします。
18日、19日は入場整理を行いながら開催させていただきます。
●東京会場
裏参道ガーデン
渋谷区神宮前4-15-2
7月1日(木)10:00 – 18:00
7月2日(金)10:00 – 18:00
7月3日(土)10:00 – 16:00
珠の緒(たまのを)
水引のさらなる可能性をもとめて、慶弔の色合いを越えた新しい色の水引。
飯田水引の発展と伝承を願い、四季の移ろい、晴雨の空、水引を結ぶすべての人に新しい彩(いろどり)をお届けします。
凛(RIN)のいと
西陣織で使われる金銀紙を使用し、光沢のある水引を組み合わせて多彩な輝きを放ちます。
金銀紙は金、銀、ラメ系の総称で、西陣織や祇園祭の懸装品に使われています。フィルムに本銀を蒸着させる製法で、金銀系は京都の文化産業を支えてきました。
光沢のある水引に更にこの金銀紙を巻く事で、今までにない色合いの水引に仕上げました。
曲線に結う事で、結う人の心を奪う妖艶な光を放ちます。
悠(HARU)のいと
滑らかでしなやかな肌触りのよい新しい糸を使い、日本の四季を彩る色を厳選しました。
ベンベルグの原料は、コットンリンター(コットン種のまわりのうぶ毛部分)。繊維の断面がほぼ真円で、やわらかく、しなやかな手触り。そして深みのある美しい発色の良さが特長です。
その色合いは、水引を結ぶ人の心を穏やかにします。