こんにちは。和工房 包結Web担当の城下です。
4月に入り、新生活が始まった方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
和工房 包結の水引教室にも、この春から新しく参加される方がちらほら。
暖かくなってくると、色々なところに出かけたり何かに挑戦してみたくなったり、気持ちが前向きになりますね。
さて、京都教室「にほんのならわしをむすぶ水引の会」3月の教室は「清明(草花・鳥)、お花まつり」でした。
「お花まつり」とは、4月8日のお釈迦さまのお誕生日をお祝いする行事のこと。
お釈迦さまが誕生してすぐに7歩歩き、右手で天を、左手で地を指差して「天上天下唯我独尊」と唱えられたというお姿をあらわしたのが「誕生仏」です。
お花まつりでは、この誕生仏のまわりをお花で飾り、甘茶をかけてお祝いします。
水引で結ばれた誕生仏です。
ちゃんと天と地を指差していますね。
桜に囲まれた愛らしい姿。
指差した手の形が、水引で再現されていますよ〜。
今回、たくさんの方がこちらにチャレンジされました。
こちらは竹のこどもであるたけのこを、誕生仏の姿に見立てたもの。
桜の小枝とそら豆を合わせて、春らしく。
そら豆は、さやと豆が分かれるんですよ。
ころんとした豆がかわいらしいですね。
清明(せいめい)は、二十四節気の一つ。
江戸時代に出版された暦の解説書「暦便覧」には、「万物発して清浄明潔なれば、此芽は何の草としれるなり」と記されています。
様々な花が咲き鳥が歌う、清々しく明るい季節。
この季節、美しい姿を見せるシャクナゲ。
結びで表現された花弁がたくさん重なって、とても優雅です。
こちらはツツジと蝶々。
蝶々は2016年に「ものがたりを結ぶ水引の会 おやゆび姫」で初登場しましたが、少し改良されて花にとまりやすくなりました。
お花との組み合わせが楽しめるということで、ベテラン生徒さん達に人気だったそう。
きれいな色の小鳥たち。
集まってなにか相談している様子。
桜のモチーフは、ブローチやぽち袋に仕上げて。
初心者さんでも1コマで完成できるので、おすすめですよ。
「にほんのならわしをむすぶ水引の会」5月は「氷室の節句、嘉祥(和菓子)、紫陽花」です。
和工房 包結の大人気モチーフ、和菓子を結べるチャンス。
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こだわりのご祝儀袋や和のしつらえ、よそおいを彩る和工房 包結の水引細工。