こんにちは。和工房 包結Web担当の城下です。
桜もすっかり散り、うちの近所では今ハナミズキが満開です。
桜よりもはっきりとしたハナミズキのピンクは、この季節の空気感にぴったりですね。
夜はまだ暖房をつけたくなるほど冷え込む日もたまにありますが、植物の変化を目にすると季節の移ろいを感じます。
さて、京都教室「きもの文様をむすぶ水引の会」4月のモチーフは「家紋、幾何文様」でした。
家系や地位をあらわすために生まれた日本独自のシンボル、家紋。
その数は1万種類以上あるともいわれているそうです。
また、シンプルで洗練された形はグラフィックとしても魅力的。
私も家紋が大好きな一人です。
家紋の中には、水引の「あわび結び」がモチーフになっているものもあり
水引と家紋はとても縁が深いんですよ。
こちらは、「梅」と「鶴」を組み合わせた「梅鶴」。
かわいいですよね~~!!!
今回、私の一番のお気に入りです。
「桜」と「蝶々」を組み合わせた「桜飛び蝶」。
蝶々の羽が桜の形になっていて、こちらもとてもかわいいですね。
「蛤」と「蝶々」を組み合わせた「蛤蝶」。
蝶々の羽がはまぐりの形になっています。
蛤は平安時代の遊び「貝合わせ」にも使われていた縁起の良い文様です。
「子持ち藤飛び蝶」
藤の花を使った家紋は数多くあります。
こちらは蝶々と組み合わせ、さらに親子で対になっているところがおもしろい家紋です。
和工房 包結では昔からご祝儀袋で根強い人気のある「菊鶴」。
菊の花と鶴を組み合わせた家紋です。
今回はこんなレインボーカラーの菊鶴が登場しました。
膨大な数の家紋の中でも、メジャーなものを集めてみました。
上段、左から右に「木瓜紋」「丸に違い鷹の羽紋」「梅紋」
下段、左から右に「柏紋」「光琳鶴の丸」「五三桐」となります。
「うちの家紋」はあったでしょうか?
「幾何文様」として、あわび結びを繋げて結んで作るコースター。
和工房 包結オンラインショップでも人気者です。
あわび結びを繋げて結んで作る、ペットボトルホルダーもご紹介しました。
これなら、着物姿でペットボトルから水やお茶を飲んでも、ちぐはぐ感を和らげてくれるかも。
こちらはペットボトル用のサイズになっていますが、ワインバッグはオンラインショップで購入可能です。
京都教室「きもの文様をむすぶ水引の会」
次回、5月のテーマは「文箱、四季草花、杜若、枝垂れ桜 他」となっています。
残念ながらすでにほぼ満席となっていますが、まだ1席だけ残っている回もありますよ。
また、キャンセル待ちも受付中です。
「きもの文様をむすぶ水引の会」
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